ゴキブリに蚊取り線香は本当に効く?効果と安全な使い方を徹底解説

ゴキブリ蚊取り線香

「突然出てきたゴキブリを見失ってしまった」「この部屋にゴキブリを絶対に入れたくない」などで、家にある蚊取り線香を使ったらどうなるかと思ったことがある方もいますよね。

実際に、ゴキブリは蚊取り線香を嫌うので、ゴキブリを遠ざけることはできますが、ゴキブリを駆除することまではできません。

こちらの記事では、蚊取り線香がゴキブリにどのような効果をもたらすか・ゴキブリに効果的な蚊取り線香の使い方・蚊取り線香が効かない場合の他の駆除手段などを紹介します。

蚊取り線香でゴキブリ退治を考えている方の参考になれば幸いです。

ちなみに、ゴキブリは種類によって以下のような特徴があります。

ゴキブリの種類と特徴
目次

蚊取り線香はゴキブリに本当に効く?効果を徹底検証

ゴキブリ

ゴキブリが出たとき、「家にある蚊取り線香で何とかならないかな?」と考えたことのある人はいるのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、蚊取り線香はゴキブリに対して「忌避(きひ)」の効果があります。

❶ 結論:蚊取り線香のゴキブリへの効果は「忌避」がメイン

蚊取り線香でできるゴキブリ対策は寄せ付けないという「忌避効果」です。

残念ながら、蚊取り線香を焚いただけで、目の前のゴキブリがすぐにひっくり返って死ぬというような「即効性のある殺虫効果」は期待できません。

しかし、ゴキブリが嫌がる成分が含まれているため、侵入してほしくない場所や、潜伏していそうな場所で焚くことで、一時的にゴキブリを遠ざける効果はあります。

❷ なぜ効く?ゴキブリを遠ざける成分「ピレスロイド」とは

蚊取り線香がゴキブリを遠ざけることができるのは、その主成分に秘密があります。

蚊取り線香に含まれるのは、主にピレスロイド系の殺虫成分です(代表的なものにアレスリンなど)。このピレスロイドは、ゴキブリを含む昆虫の神経系に作用する成分です。

🧪 ゴキブリの神経を刺激する!

ピレスロイドは、ゴキブリにとって非常に強い刺激物となります。線香の煙に乗って成分が拡散すると、ゴキブリはその臭いや成分を嫌がり、刺激を避けるためにその場から逃げ出します。これが忌避効果のメカニズムです。ゴキブリは非常に臆病で嗅覚が鋭いため、この煙の刺激が有効に働くのです。

❸ 殺虫効果はある?駆除ではなく対策の補助と理解すべき理由

「殺虫成分が入っているなら、ゴキブリも殺せるのでは?」と思うのはわかります。

しかし、蚊取り線香の煙に含まれる成分の濃度は、蚊を落とすには十分でも、生命力の強いゴキブリを完全に駆除するには残念ながら効果が不十分なのです。

💡 殺虫効果が期待できる限定的なケース

蚊取り線香がゴキブリに対して殺虫効果、または行動停止効果を期待できるのは、以下のような限定的な状況のみになります。

  • 極めて狭い密閉空間: 倉庫や物置など、煙が充満しやすい狭い場所。
  • 長時間、至近距離で使用: ゴキブリが線香の真横など、高濃度の煙を長時間浴び続けた場合。

蚊取り線香では「ゴキブリ対策=根本駆除」はできません。蚊取り線香はあくまで「侵入を防ぐための一時的な補助」と割り切って使用し、別の根本対策(毒餌剤など)と併用することが非常に重要です。

ゴキブリの駆除効果を最大化する蚊取り線香の安全な使い方

犬 子供

蚊取り線香がゴキブリに対して「忌避効果」があることが分かったので、その効果を最大限に引き出す「使い方」と「安全対策」を紹介します。

❶ ゴキブリを「寄せ付けたくない」場所に設置する

取り線香は、ゴキブリの「通り道」「侵入経路」に設置することで、忌避効果を発揮します。

スクロールできます
設置場所期待できる効果設置のポイント
玄関・窓のサッシ外部からの侵入防止窓や扉のそばに、風で煙が室内に流れ込むように設置。ただし、火災のリスクに特に注意が必要です。
ベランダ・屋外室外からの接近を阻止排水口や植木鉢の影など、ゴキブリが潜んでいそうな場所に設置。夏の夕方から焚き始めるのが効果的です。
換気扇の近くキッチンへの侵入予防換気扇を回しながら設置することで、煙が排気口から外へ出ていき、外部からの侵入を予防します。
台所・戸棚の裏潜伏場所からの追い出し短時間だけ狭い空間に煙を充満させ、潜んでいるゴキブリを追い出す。必ず換気扇を回しながら行ってください。

【重要】 蚊取り線香の煙は上に昇るため、ゴキブリの体高に近い低い位置(床付近)に置く方が、効果が上がりやすくなります

❷ 蚊取り線香を使う際の安全上の注意点とペットへの配慮

ゴキブリ対策として有効な蚊取り線香は、火を使うため安全面には注意が必要です。特に室内で使う場合は人やペットへの配慮が必要です。

🔥 火災予防と換気対策不燃性の容器を使用: 必ず専用の線香立てや、陶器・金属製の不燃性の容器に入れて使用してください。灰が落ちても問題のない安全な場所に置きましょう。

周囲に燃えやすいものがないか確認: カーテン、衣類、新聞紙など、燃えやすいものの近くでは絶対に使用しないでください。

換気を忘れずに: 室内で蚊取り線香を使う際は、必ず窓を開けるか換気扇を回して使用してください。密室で使用すると、煙が充満しすぎて気分が悪くなることがあります。
😺 ペット(特に猫)への影響に注意蚊取り線香の主成分であるピレスロイドは、哺乳類には比較的安全性が高いとされていますが、猫や小動物(鳥、ハムスターなど)に対しては、人間よりも代謝能力が低く、中毒症状を引き起こすリスクがあります。
猫を飼っている場合: 室内での使用は極力避け、屋外での使用にとどめてください。やむを得ず室内の対策をしたい場合は、必ず獣医に相談するか、他の対策(ハッカ油など)を検討しましょう。

犬を飼っている場合: 線香から距離を離し、犬が誤って口にしないように注意して設置してください。

安全を最優先にし、無理のない範囲で蚊取り線香を活用してください。

蚊取り線香が効かない!ゴキブリ駆除におすすめの方法

ゴキブリ大群

蚊取り線香は「忌避」には役立ちますが「根本から完全に退治したい」という「駆除」のニーズには正直使用できません。

もし、蚊取り線香を試してもゴキブリの出現が続く、または侵入が止まらない場合は、より強力で効果的な「駆除」のための代替手段に切り替えましょう。

ここでは、殺虫スプレー以外の方法を3つをご紹介します。

❶【根本駆除】ゴキブリの巣ごと退治できる毒餌剤(ベイト剤)

今、最も一般的で効果が高いとされているのが、毒餌剤(ベイト剤)による対策です。殺虫スプレーのように噴射する必要がないため、臭いや成分を室内にまき散らすことに抵抗がある方に最適です。

毒餌剤のメリット

  • 巣ごと駆除: ゴキブリが毒餌を食べて巣に帰り、フンや死骸を介して他のゴキブリにも毒が広がるため、巣全体を根本から駆除する効果が期待できます。
  • 臭いがない: 殺虫スプレーのような刺激臭や、散布後のべたつきがありません。
  • 設置が簡単: 置くだけで効果が持続するため、手軽に対策を始められます。

ゴキブリの隠れ場所や通り道(冷蔵庫の裏、シンク下、家具の隙間など)に複数設置することで、高い駆除効果を発揮します。

❷【緊急対策】潜んでいるゴキブリをまとめて駆除するくん煙剤

「一度にたくさんのゴキブリが出た」「どこに潜んでいるか分からないから、家全体をリセットしたい」という、緊急で大規模な駆除が必要な場合は、くん煙剤(バルサンなど)が有効です。

くん煙剤のメリット

  • 広範囲に効果: 煙やミストが部屋の隅々まで行き渡り、隠れていたゴキブリをまとめて駆除できます。
  • 即効性: 使用後、一定時間経過すれば高い殺虫効果が期待できます。

ただし、使用には食器類の片付けや養生が必要であり、使用後はしばらく換気が必要など、手間がかかることがデメリットです。また、ペットや精密機器への影響も考慮しなければなりません。

❸【殺虫剤抵抗派に】ハッカ油やアロマオイルによる自然な忌避対策

「どうしても化学的な殺虫剤を使いたくない」という場合は、天然由来のハッカ油やアロマオイル(ミント、ユーカリ、レモングラスなど)を活用した忌避対策がおすすめです。

天然忌避剤のメリット

  • 安心安全: 天然成分のため、小さな子どもやペットがいるご家庭でも比較的安心して使えます。
  • 良い香り: ゴキブリは嫌がりますが、人間にとっては爽やかな香りです。

アルコールと精製水にハッカ油を混ぜてスプレーを作り、ゴキブリが通りそうな場所に吹きかけたり、水回りに置いたコットンに染み込ませたりして使用します。

ただし、効果は一時的で弱いため、あくまで蚊取り線香と同様に「補助的な忌避」として考えましょう。

徹底的にゴキブリ駆除したいならプロがおすすめ!業者選びのポイント

業者

蚊取り線香や毒餌剤など、さまざまな自力対策を試してもゴキブリの出現が止まらない場合、それは手の届かない場所に巣が形成されている、あるいは建物の構造的な隙間から侵入が続いていることが想定されます。

こんな場合には、プロの駆除業者に相談することをおすすめします。

❶ 自力対策の限界とプロに依頼すべきケース

自力での対策には、どうしても限界があります。以下のような状況に当てはまる場合は、プロに依頼することがおすすめです。

状況プロに依頼すべき理由
頻繁に出現するどこかに大きな巣がある可能性が高く、毒餌剤だけでは追いつかない。
侵入経路が不明配管の隙間、見えない換気口など、プロの目線でなければ特定できない場所がある。
殺虫剤を使えない徹底した対策が必要だが、乳幼児やペットがいて強力な薬剤を使えない。
集合住宅に住んでいる隣家からの移動や、建物の構造を通じた侵入があり、自室だけの対策では無意味になる。

プロの業者は、専用の強力な薬剤を使用するだけでなく、ゴキブリの生態を熟知しているため、侵入経路の特定と封鎖、巣の徹底駆除まで、トータルで施工してくれます。

❷ ゴキブリ駆除業者を選ぶ際のチェックポイント

いざプロに依頼するとなると、「どこに頼めばいいのか」「騙されないか」と不安になるものです。信頼できる業者を見つけるために、以下の3つのポイントを必ずチェックしましょう.

① 見積もりの透明性料金体系が明確で、追加料金の発生有無を事前に確認できる業者を選びましょう。現地調査や見積もりを無料で行っているかどうかも重要な判断基準です。
② 実績と資格の有無創業年数や施工実績が豊富な業者、また、ペストコントロール技術者などの専門資格を持つスタッフがいるかを確認しましょう。実績は、高い技術と信頼の証です。
③ アフターフォロー・再発保証ゴキブリ駆除は「やって終わり」ではありません。一度駆除しても再発する可能性があるため、一定期間の無料保証や定期点検などのアフターフォローが充実しているかを確認してください。これにより、駆除後の長期的な安心感が得られます。

❸ 優良なゴキブリ駆除業者の選び方とおすすめ3選

ハウスプロテクトサンキョークリーンサービスアールクリーニング
ハウスプロテクト画像サンキョークリーンサービス害虫駆除画像アールクリーニング画像
駆除料金:8,000円〜(シロアリ・ハチ)2,200円/m²〜駆除料金:8,000円〜(ハチ・ゴキブリ)
シロアリ見積もり後
24時間受付
年中無休
8:00〜20:00
年中無休
24時間受付
年中無休
最短即日スピード出張 最短10分
最長10年保証最長5年保証最長5年保証
関東・関西・東海・中四国・九州エリア対応【関東】
東京都・神奈川県・埼玉県の一部(茨城県・栃木県・埼玉県・千葉県については応相談)
関東:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県(その他地域は出張料3,000円)

害虫駆除のおすすめ業者に関しては「害虫駆除の優良業者おすすめ9選!料金相場と失敗しない選び方」の記事で紹介していますので、よろしければご確認ください。


こちらでゴキブリ駆除に関する情報を発信しています。是非、こちらの記事もご覧ください。

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この記事を書いた人

さとるのアバター さとる 元駆除会社社員

当サイトの運営者のさとるです。

私は以前、害獣駆除の専門会社に勤務していました。

現場で直接作業を行う職人ではありませんでしたが、日々多くのお客様から寄せられる「屋根裏で何かが走っている」「庭が荒らされて怖い」という切実な悩みや、被害の実態を間近で見てきました。

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