「ゴキブリを見てしまった時の不快感・恐怖・不安・・・」パニックになってしまいますよね。
こちらの記事では「目の前のゴキブリを安全に駆除する方法」「根本的な再発防止策」について紹介しています。
また、自力で無理な場合の失敗しない業者選びの基準も紹介しています。
ゴキブリの被害に遭っている方の参考になれば幸いです。
| クロゴキブリ | チャバネゴキブリ |
|---|---|
![]() 【上の画像をクリックするとクロゴキブリの画像が表示されます】 クロゴキブリは体長3センチから4センチほどの光沢のある黒褐色をした大型種で、全国的に見られますが、主に屋外に生息し、下水や排水設備から一般家庭に侵入してきます。 | ![]() 【上の画像をクリックするとクロゴキブリの画像が表示されます】 飲食店やビルなどの暖房が効いた屋内でよく見かけるのがチャバネゴキブリで、体長が1センチから1.5センチと小型で黄褐色をしており、背中の2本の黒い筋が特徴です。クロゴキブリよりも繁殖力が非常に高く、短期間で大繁殖するため、特に厄介な存在です。 |
| ヤマトゴキブリ | ワモンゴキブリ |
![]() 【上の画像をクリックするとクロゴキブリの画像が表示されます】 クロゴキブリと似ていますが、光沢が少なくやや細身なのが日本の在来種であるヤマトゴキブリで、北海道から近畿地方にかけて分布し、屋内と屋外の両方で見られます。 | ![]() 【上の画像をクリックするとクロゴキブリの画像が表示されます】 屋内性ゴキブリの中では最も大型で体長が3センチから4.5センチにもなるワモンゴキブリは、赤褐色で前胸背板に黄白色の輪状の模様があり、暖かい地域やビルの地下、下水などで多く確認され、近年は温暖化により分布を拡大しつつあります。 |
ゴキブリを見つけた時の緊急対処法とNG行動

ゴキブリを発見したとき、パニックになるのは当然ですが、焦って行動するとかえって事態を悪化させてしまいます。
まずは、不安を最小限に抑え目の前のゴキブリを確実に仕留めるための緊急対処法と、絶対に避けるべきNG行動を解説します。
1. ゴキブリはなぜ出る?再発を防ぐために原因特定
ゴキブリは目の前の1匹を駆除することも大切ですが、まずはなぜ家に現れたのかを知ることが、再発防止のために重要です。
- 発生源の特定(ゴキブリの好きな場所)
- 水回り:キッチンや洗面台の下、排水溝付近は水分とエサが豊富なため。
- 段ボール・新聞紙: 暖かく狭い隙間、特に段ボールは卵を産み付ける場所にもなります。
- 家電の裏:冷蔵庫や電子レンジの裏など、熱があり暗い場所を好みます。
- 侵入経路の特定(どこから来たのか)
- エアコンのドレンホース:室外機から伸びるホースの先端は、ゴキブリの主要な侵入経路です。
- 排水溝・換気扇:網が破れていたり、隙間があったりすると、外から簡単に侵入してきます。
- 窓やドアの隙間:わずか数ミリの隙間があれば侵入可能です。
2. 【状況別】目の前のゴキブリを確実に仕留める方法
殺虫剤の有無によって、取るべき最善の行動は変わります。
❶ 殺虫剤(スプレー)がある場合:確実に仕留める!
市販の殺虫スプレー(ピレスロイド系など)が最も効果的です。
- 🎯 噴射のコツ: ゴキブリの腹部に向けて集中噴射することが重要です。ゴキブリは呼吸器が腹部にあるため、大量に浴びせることで窒息させ、素早く動けなくさせます。
- ⚠️ 避けるべき場所: ガスコンロや火気の近くで殺虫スプレーを使用するのは絶対に避けてください。引火・爆発の危険があります。
- ✅ 駆除後の処理: ゴキブリが完全に動かなくなったことを確認してから、ティッシュペーパーなどで包み、ビニール袋に入れて密封してから捨てましょう。
❷ 殺虫剤がない場合:代替のもので即効で対処!
殺虫剤が手元にない場合でも、家にあるもので対処できます。
| 代替手段 | 効果と使い方 | メリット・デメリット |
|---|---|---|
| 食器用洗剤 | 効果: 腹部の呼吸器官が塞がれ、窒息させられます。 | メリット: 確実性が高い。 デメリット: 泡の処理が必要。 |
| 熱湯(約60℃以上) | 効果: 高温で即座に活動を停止させられます。 | メリット: 殺虫成分を使わない。 デメリット: やけどの危険、床材を傷める可能性。 |
| 凍結スプレー | 効果: 殺虫成分を使わず、急速冷却で動きを止めます。 | メリット: 死骸が汚れない、成分が残らない。 デメリット: 動きが速いと当てにくい。 |
3. 絶対にやってはいけない!ゴキブリを見つけた時の3つのNG行動
ゴキブリを見ると焦って対応しがちですが、対応を間違えると状況を悪化させることがあります。
- 🚷 スリッパなどで叩き潰すこと
- ゴキブリの体液や細菌が飛び散り、非常に不衛生です。また、メスの場合は卵をばらまいてしまい、被害が拡大する場合があります。
- 🏃♂️ 目を離して見失うこと
- ゴキブリは暗く狭い隙間に一瞬で隠れてしまいます。見失うと、そのゴキブリが家の中に潜伏し続け、夜間などに活動を再開するかもしれません。
- 🚿 排水口に逃げ込ませること
- 一時的に見えなくなりますが、排水管の奥や下水で繁殖し、別の場所から再び侵入してくる原因になります。
自力でできる効果的なゴキブリ駆除対策【根本解決編】

家にゴキブリの「巣」や「侵入を許す環境」があると、すぐに他の個体が現れます。このセクションでは、ゴキブリが住めない環境を作り出すための方法を紹介します。
1. 【苦手な人必見】死骸を見ずに駆除する「毒エサ(ベイト剤)」の選び方
ゴキブリ駆除で、最も効果的で精神的な負担も少ないのが「毒エサ(ベイト剤)」を使った駆除です。
❶ 毒エサが選ばれる理由:巣ごと全滅させる連鎖効果
毒エサは、ゴキブリが自ら食いつき、巣に持ち帰って仲間と分け合うことで、巣の中にいるゴキブリや幼虫、卵まで連鎖的に駆除できるのがメリットです。
❷ 主要な毒エサの比較とおすすめ
| 毒エサの種類 | 特徴 | 適した場所 |
|---|---|---|
| 大型タイプ | 薬剤量が多く、広範囲で長期間効果を発揮。 | キッチン、リビング、玄関など生活空間の広範囲。 |
| 小型/隙間タイプ | 小さく薄いものが多く、狭い隙間に設置しやすい。 | 冷蔵庫の裏、棚の奥、引き出しの中など。 |
| プロ仕様 | 専門業者が使う成分に近い強力な効果。 | 徹底的に駆除したい場合、再発が続く場合。 |
❸ 設置場所のコツ:効果を最大化するための秘密のポイント
ただ置くだけでは効果が半減します。ゴキブリがよく通る「通路」や「休憩場所」に置きます。
- 壁際や隅: ゴキブリは壁や家具の側面を伝って移動します。
- 熱源のそば: 冷蔵庫や電子レンジの裏、給湯器の周囲など。
- 水回りの近く: シンクの下、洗面台の裏など。
- 複数設置: 惜しまず、パッケージに記載されている数を守り、家全体に分散して設置しましょう。
❹ 毒エサ使用時の注意点
- ペット・お子様への配慮: 設置場所を工夫し、手の届かない場所や専用のケースに入れるなどの安全対策を徹底してください。
- 殺虫スプレーの併用注意: 毒エサの近くで殺虫スプレーを使うと、成分が飛散して毒エサの誘引効果を弱めてしまう可能性があります。
2. 追い出す・寄せ付けない「待ち伏せ/予防」対策
毒エサで内部のゴキブリを駆除すると同時に、外からの侵入を断ち、ゴキブリが「住みにくい環境」を作り出しましょう。
❶ 侵入経路の徹底的な封鎖
わずか数ミリの隙間があればゴキブリは侵入します。以下の箇所を徹底的に封鎖しましょう。
- エアコンのドレンホース:ホースの先端に専用のキャップを取り付けましょう。
- 換気扇・通気口:目の細かい防虫ネットやフィルターで隙間を塞ぎます。
- 排水管と床の隙間:排水管が床を貫通している周囲の隙間を、パテ(粘土状の充填剤)で完全に埋めます。
- 窓やサッシの隙間:隙間テープを貼って密閉度を高めます。
❷ 「住みにくい環境」を作るための習慣化
ゴキブリの「エサ」と「水」を徹底的に断つことが最大の予防策です。
| 対策項目 | 具体的なアクション | ゴキブリ対策への効果 |
|---|---|---|
| 食品の管理 | 食べ残しや生ゴミを放置しない。食品は密閉容器に入れ、冷蔵庫や棚に収納する。 | エサを断つ。 |
| 水分の除去 | シンク、洗面台は使用後すぐに拭き上げ、濡れた布巾やスポンジを放置しない。 | 水分を断つ(ゴキブリは水に非常に弱い)。 |
| 整理整頓 | 段ボール、新聞紙、雑誌はすぐに処分する。収納はプラスチックケースにする。 | 隠れ家と産卵場所を断つ。 |
| 油汚れの掃除 | コンロ周りや換気扇の油汚れをこまめに拭き取る。 | 油汚れはゴキブリの栄養源。 |
プロに依頼するメリット・デメリットと依頼目安

プロの駆除サービスを利用する前に、そのメリットとデメリット、そして「いつ頼むべきか」の目安を把握しておきましょう。
1. プロに依頼するメリット
プロの駆除業者は、一般の人が手に入れられない業務用の強力な薬剤と専門知識があります。
- 徹底した根本駆除と再発防止
- 家庭では難しい侵入経路の特定や、壁の裏、配管の奥など、手の届かない巣の駆除が可能です。
- ゴキブリの生態に基づいた薬剤の使い分けや、予防措置を講じるため、再発率が格段に下がります。
- 精神的な安心感の獲得
- ゴキブリとの直接対決から解放され、死骸の処理も全て任せられます。「もう家にゴキブリがいない」という確信は、何物にも代えがたい安心感につながります。
- 迅速な解決とアフターフォロー:
- 自力で何ヶ月も試行錯誤するよりも、短期間で問題を解決できます。
- 多くの優良業者は再発時の保証や定期的な点検サービスを提供しており、万が一の再発も安心です。
2. 知っておくべきデメリット
メリットが大きい一方で、プロのサービスには以下のデメリットもあります。
- コスト(費用)がかかる
- 自力での対策に比べると、数万円単位のまとまった費用がかかります。特に広範囲の駆除や定期的なメンテナンスを依頼する場合、費用は高くなります。
- 日程調整や立ち合いが必要
- 作業には立ち合いが必要なことが多く、業者との日程調整や、作業前の準備(片付けなど)に手間がかかります。
- 駆除時のニオイや騒音
- 使用する薬剤によっては、一時的に独特のニオイが発生する場合があります(最近はニオイの少ない薬剤も主流です)。また、壁や床の隙間を埋める作業などで多少の騒音が出る可能性があります。
3. 依頼を検討すべきタイミング
自力で頑張るべきか、プロに頼むべきか迷ったら、以下のことをチェックして判断しましょう。
| 依頼すべき状況 | 対策内容 |
|---|---|
| 自力対策が手遅れの場合 | 毒エサや殺虫剤を使っても、1週間に複数回ゴキブリを見かける、または夜間に複数のゴキブリが動き回っている。 |
| 徹底的な衛生管理が必要な場合 | 飲食店や食品を扱う職場、小さな子どもやアレルギー体質の家族がいる家庭。 |
| 駆除が難しい種類の場合 | 自力駆除が難しいチャバネゴキブリが頻繁に出現する(通常、外部から持ち込まれたり飲食店に発生しやすい)。 |
| 精神的な限界の場合 | ゴキブリがいるかもしれないという恐怖心や不安で、夜眠れない、生活に支障が出ている。 |
ゴキブリ駆除におすすめの業者3選

| アールクリーニング | サンキョークリーンサービス | 害虫ファースト |
|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
| ゴキブリ駆除料金:8,000円〜 | ゴキブリ駆除:2,200円/m²〜 | ゴキブリ駆除料金:5,000円〜 |
| 24時間受付 年中無休 | 8:00〜20:00 年中無休 | 24時間受付 年中無休 |
| 最短10分 | スピード出張 | 最短30分 |
| 最長5年保証 | 最長5年保証 | 永久保証 |
| 関東:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県(その他地域は出張料3,000円) | 【関東】 東京都・神奈川県・埼玉県の一部(茨城県・栃木県・埼玉県・千葉県については応相談) | 東京23区・周辺エリア |
ゴキブリ駆除に関するQ&A

害虫駆除のおすすめ業者に関しては「害虫駆除の優良業者おすすめ9選!料金相場と失敗しない選び方」の記事で紹介していますので、よろしければご確認ください。

こちらでゴキブリ駆除に関する情報を発信しています。是非、こちらの記事もご覧ください。









ゴキブリ駆除に関するまとめ
こちらの記事では、ゴキブリ駆除に関する情報をお伝えしました。
ついやってしまうけど、いけない行動や自力で可能脳なゴキブリの駆除方法、プロに依頼するメリット・デメリットなどについてもご紹介しました。
自力の駆除のメリット・デメリット、プロに依頼するメリット・デメリットもご紹介します。
ゴギブリでお悩みの方は、是非参考になさってください。
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