防鳥ネットの選び方!鳥の種類・設置場所別で確実な効果を出す秘訣も紹介!

害鳥の被害に遭って防鳥ネットを設置したものの「すぐに破れた」「隙間から侵入された」と、いう失敗は多くあります。

こちらの記事では、、二度と失敗せず、確実な効果を出すための防鳥ネット対策を以下のようなポイントで紹介します。

  • 被害鳥の種類に合わせた最適な網目のサイズ
  • 畑、ベランダ、工場など、設置場所別で選ぶべき素材と形状
  • 自力対策の限界と、確実な解決に繋がるプロへの依頼基準

害鳥被害に悩む方の参考にされば幸いです。

目次

防鳥ネット選びの基本情報!なぜ失敗するのか?

せっかく高価な防鳥ネットを購入して苦労して設置したにもかかわらず、「また鳥に侵入された」「すぐにネットが破れてしまった」という経験はありませんか?

「もう失敗したくない」という方のために、その失敗の原因と、選び方の本的な情報を解説します。

1. 防鳥ネットが失敗する3つの主な原因

防鳥ネットを使った鳥害対策が期待通りの効果を発揮しない場合、その原因はネットの「選び方」と「設置」にあることがほとんどです。

❶ 網目のサイズ間違い(鳥の種類と合っていない)

最も多い失敗の原因が鳥の種類と網目の大きさが合っていないことです。

鳥の種類のよって体長や賢さが異なるため、その鳥に適していない網目サイズを選んでしまうと、簡単に侵入されてしまいます。

例えば、ハト対策のネットを設置しても、より小さなスズメやムクドリは余裕で通り抜けてしまいます。

❷ 設置方法の不備(隙間がある、ネットがたるんでいる)

ネットの素材やサイズが正しくても、設置方法が甘いと効果は激減します。

鳥は非常に賢く、わずかな隙間も見逃しません。ネットと建物や地面との間に指が入る程度の隙間ができてしまうと、そこが鳥の侵入口となり、侵入を許してしまいます。

また、ネットがたるんでいると鳥がネットに掴まりやすくなり、ネットを破ったり、ネット越しに作物を食べられたりする原因にもなります。

❸ 素材や耐久性の選択ミス(すぐに破れてしまう)

素材の耐久性に関する問題は、特に農家や事業所など長期間の設置を想定している場合に起こりがちです。

安価なネットの中には、紫外線の影響で数ヶ月〜1年程度で劣化し簡単に破れてしまうものがあります。ネットが破損すると、鳥はそこから一気に侵入してきます。

頻繁な張り替えは労力もコストもかかるため、設置場所の環境(日当たり、風雨など)を考慮した耐久性の高い素材を選ぶことが大切です。

2. 選び方の最重要ポイント:「鳥の種類」と「網目の大きさ」の関係

失敗を防ぐためには、「どの鳥からの被害を防ぎたいか」を明確にし、それに合った網目サイズを選ぶことが、大切です。

ネットの網目サイズが小さすぎるとコストがかさみ、大きすぎると侵入を許してしまうため、最適なバランスを見つける必要があります。

対策したい鳥の種類推奨される網目の大きさ(目安)選び方のポイント
ハト、カラス30〜50mm程度比較的大きな鳥ですが、カラスは非常に賢いため、設置の確実性が重要です。
ムクドリ、ヒヨドリ20〜30mm程度中型の鳥で、ベランダや果樹園での被害が多い鳥です。ハト用ネットでは侵入を許すことがあります。
スズメ、ツバメ10〜20mm程度最も小さな網目が必要になります。作物や軒下の対策で非常に重要なサイズです。

💡 ポイント
被害を受けている鳥の種類が複数いる場合は、最も小さな鳥(例:スズメ)に合わせて網目サイズを選ぶと、他の大きな鳥の対策も同時に行えます。

設置場所別!最適な防鳥ネットの選び方

カラスゴミ荒らし

防鳥ネット選びの失敗は、対策したい「鳥の種類」だけでなく、「設置する場所」のことを無視して選んでしまうことが原因の場合もあります。

こちらでは、家庭菜園・ベランダ、事業者所という場所別に、最適な防鳥ネットの選び方を解説します。被害の状況に最も近い項目を参考にしてください。

1. 農家・畑・果樹園向け:広範囲と耐久性を重視した選び方

作物の収穫量に直結する農家にとって、防鳥対策は経営に直結する問題です。広い面積をカバーし長期間、効果を持続させることが必要です。

検討事項最適な選択肢失敗しないためのポイント
サイズ・形状カベ張り型・全面覆い型畑全体、または果樹園全体をすっぽり覆う大判サイズのネットを選びます。必要に応じてトンネル型や袋型も併用します。
推奨素材高強度ポリエチレン(PE)UV(紫外線)カット加工が施されているものを選びましょう。日光による劣化を防ぎ、耐用年数を長くできます。
網目サイズターゲット鳥+季節の考慮対策したい鳥(ムクドリ、ヒヨドリなど)に合わせることはもちろん、収穫期が終わるまで確実に効果が持続するサイズを選びます。
設置のコツ「隙間ゼロ」の徹底ネットの裾を必ず地面に固定(埋め込むか重石を置く)し、鳥が地面から潜り込む隙間を完全に塞ぎましょう。

農家の方へのアドバイス: ネットの購入費用は経費ですが、張り替えの手間や人件費も考慮すると、初期費用が高くても耐久性の高いプロ仕様のネットを選ぶことが、結果的にコストダウンにつながります。

2. 家庭菜園・ベランダ向け:景観と手軽さ、フン害対策

自宅の環境では鳥害の解決だけでなく、景観や設置の手軽さも重要な選定基準となります。

検討事項最適な選択肢失敗しないためのポイント
サイズ・形状小規模ネット・目立たないワイヤー設置型ベランダ全体を覆うタイプや、室外機周辺など特定の場所だけをカバーするタイプを選びます。
推奨素材細糸ネット・透明/半透明ネットの存在感を抑え、景観を損なわないよう、なるべく細い糸でできた透明または半透明のネットを選びましょう。
網目サイズスズメ・ハトをカバーできるサイズフン害の原因となることが多いハトやスズメ(10~20mm)に合わせて選びます。小さな菜園であれば、網戸程度の目の細かさも有効です。
設置のコツ賃貸対策と角度調整賃貸の場合は、突っ張り棒や結束バンドなど、建物を傷つけない方法で設置します。ネットを張る際に、鳥が止まりにくいよう斜めの角度を意識するとさらに効果的です。

ベランダに設置する場合のポイント: ネットを張る際は、室外機の上や手すりの裏など、鳥が隠れやすい場所の隙間を完全に塞ぐように特に注意しましょう。

3. 事業所・工場・太陽光パネル向け:長期的なコストと確実性

大規模な施設や設備への被害は衛生面のリスクや機器の故障、清掃コストに直結します。最も重視すべきことは「再発防止の確実性」と「長期的なメンテナンスコストを抑えること」です。

検討事項最適な選択肢失敗しないためのポイント
サイズ・形状オーダーメイドネット・専用ワイヤー設置複雑な構造物や広い開口部(シャッター前など)には、寸法のズレを防ぐためのオーダーメイド制作が不可欠です。
推奨素材高耐久・防炎加工素材施設の安全基準(特に工場や倉庫)を満たす防炎加工が施されているかを確認しましょう。カラスなど賢い鳥によるネット破壊を防ぐため、より強度のある素材(ステンレスワイヤーなど)も検討が必要です。
網目サイズ厳密なターゲット設定侵入してくる鳥の種類を特定し、その鳥に合わせた最適な網目サイズを専門家と相談して決定しましょう。
設置のコツ専門業者への依頼高所作業や広範囲の確実な設置には、安全管理と技術が必要です。自力での設置は極めて困難であり、プロに依頼することで最大の効果と安全を確保できます。

事業者への設置: 鳥のフンによる設備腐食や衛星リスクは重大です。一時の安価な対策でなく、5年〜10年以上の長期保証が付いたプロの設置を検討することが、最終的な経費削減と安心につながります。

防鳥ネットの素材とコスト徹底比較

害獣BUZZ1

防鳥ネットを選ぶ上で、鳥の種類と設置場所に次いで重要になるのが、「素材」と、それに伴う「コスト(価格と寿命)」のバランスです。

「被害を確実に、長く止めたい」という願いを叶えるため素材ごとの特性を理解し、費用対効果の高い選択をしましょう。

1. 主なネット素材のメリット・デメリット

防鳥ネットに使用される主な素材は、合成繊維のポリエチレンやナイロン、そして金属製のワイヤーに分かれます。

素材メリットデメリット主な用途
ポリエチレン(PE)非常に安価で軽量。加工しやすく、一般的に広く普及している。UVカット加工品も多い。耐久性は中程度。賢い鳥(カラスなど)に破られやすい。長期間の紫外線で徐々に劣化する。家庭菜園、一時的な畑の対策、ベランダ
ナイロン(テグス)透明または半透明が多く、目立ちにくい。細い糸でも強度が出やすい。PEに比べると高価。熱や摩擦に弱いため、設置方法によっては劣化が早い。ベランダの景観重視の対策、狭い範囲のフン害対策
ステンレス(金属)耐久性・強度・耐熱性が抜群。カラスなどによる破壊や食い破りが不可能。寿命が非常に長い初期コストが最も高い。重く、設置に専門的な技術と工具が必要。景観を損なう場合がある。事業所・工場、太陽光発電設備、長期的な対策

2. ネットの価格帯と長期的な費用対効果

ネットは安さで選ぶと、「すぐに破損して買い直さなくてはいけない」という手間と出費が発生し、結果的に高コストになるため最初から十分なものを選びましょう。

❶ 初期投資と耐久性の関係

安価なポリエチレンネット(PE)は導入しやすいですが、耐用年数が1〜3年と短いものが多く、数年ごとに設置し直す必要があります。特に広範囲や高所の設置では、この「張り替えの手間」が大きな負担となります。

一方で、高耐久のPEネットやステンレスワイヤーは初期費用こそ高くなりますが、耐用年数が5年~10年と長く、一度設置すれば長期間メンテナンス不要で済むため、トータルコスト(費用対効果)では優れているケースが多いです。

計算例

  • 安価なネットを3回張り替えるコスト(材料費+労力)
  • プロに依頼して耐久性の高いネットを1回設置するコスト(材料費+工賃)

複雑な設置場所ほど、トータルの費用はプロに依頼した方が安くて確実に解決してくれます。

❷ 事業者・農家は「プロの設置」も視野に入れる

特に農家や事業所など、設置範囲が広い場合は、高品質なネットを選んでも自力で確実に張りきるのは困難です。

こうした場合には、自力でなんとかしようとせずプロに設置してもらうのが確実です。

自力設置の限界とプロに依頼すべき判断基準は!

最適なネットを選んでも「設置」でうまくいかないと、すべての努力が水の泡になってしまいます。特に鳥害対策では、ネットを選ぶことより、確実に設置することの方が重要です。

ここでは、自力での設置の限界点と、被害を確実に終わらせるためにプロの専門業者に頼るべき判断基準を解説します。

1. ネットの設置をプロに依頼すべき3つのケース

以下の3つのケースに当てはまる場合は、迷わず専門業者に任せることをおすすめします。

ケース1:高所や広範囲の設置が必要な場合

工場や倉庫・アパート・ビルの屋上・広大な農地などでの設置は、高所作業が想定されるため足場の設置が必須です。

  • 安全リスク: 自力での高所作業は転落などの重大な事故につながる危険性があります。
  • 確実性: 広範囲をたるみなく、鳥の侵入経路を残さずに張り巡らせるには、プロの技術と専用の資材が必要です。わずかなたるみや隙間が再侵入の原因となります。

ケース2:鳥の侵入経路が複雑で特定できない場合

鳥は建物のわずかな場所を見つけて侵入します。

  • 専門的な知識: ネットを張るだけではなく、鳥の「なぜここに来るのか」という行動パターンを読み解き、どこを重点的に塞ぐべきか(侵入経路の特定)を判断できる駆除実績に基づいた専門家の目は重要です。
  • 根本解決: プロはネット設置だけでなく忌避剤の併用や鳥が嫌う環境づくりなど、複合的なアプローチで根本的な解決を行います。

ケース3:何度も自力で対策したが効果が出なかった場合

すでに自分でネットを張ったり、忌避グッズを試したりしたのに、鳥害が再発している場合、それは対策が間違っているということです。

  • 労力の無駄: 安価な対策を繰り返すたびに、時間と労力、そして費用が無駄になってしまいます。
  • 鳥の慣れ: 失敗した対策を続けると鳥がその対策に慣れてしまい、将来的にさらに難易度の高い駆除が必要になることがあります。

2. 業者選びで失敗しないためのチェックポイント

プロへの依頼を決める時、確認すべきポイントをご紹介します。

チェックポイント確認すべき理由
明確な駆除実績今回対策したい場所と似た環境での成功事例があるか確認しましょう。
見積もりの明確さネット代、工賃、出張費など、項目ごとに詳細が明確か。追加料金が発生しないかを契約前に確認しましょう。
再発保証の有無設置後に鳥害が再発した場合、無償で対応してくれる保証期間が設定されているか確認することが安心につながります。
現地調査の丁寧さ電話や写真だけで判断せず、必ず現地を詳細に調査し、鳥の侵入経路や種類を特定してから提案をしてくれるかを確認しましょう。

害獣駆除のおすすめ業者に関しては「害獣駆除おすすめ業者10選!料金相場と選び方も紹介!」の記事で紹介していますので、よろしければご確認ください。

防鳥ネットの選び方に関するまとめ

こちらの記事では、鳥の被害を受けている方に向けて、防鳥ネットの選び方を紹介しました。

防鳥ネットの目の大きさや、耐久性はネットを選ぶ上でとても重要です。しかし、防鳥ネットの設置の仕方によっては鳥が侵入してしまう場合もあります。

何度もネットを買い直したり、何度も設置をするのは費用的にも時間的にも浪費されることになります。

設置場所が広い場合や高所になる場合には、プロに依頼した方が最終的な費用が安くなる場合もあるので、状況により検討しましょう。

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この記事を書いた人

さとるのアバター さとる 元駆除会社社員

当サイトの運営者のさとるです。

私は以前、害獣駆除の専門会社に勤務していました。

現場で直接作業を行う職人ではありませんでしたが、日々多くのお客様から寄せられる「屋根裏で何かが走っている」「庭が荒らされて怖い」という切実な悩みや、被害の実態を間近で見てきました。

「お金をかけずに、でも確実に安心を取り戻したい」という皆様の切実な願いに寄り添い、実体験に基づいたリアルな情報を発信していきます。

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