白いハトがベランダに居着いてしまい被害が出ている。
この白い鳩って、普通の鳩と同じように追い払ってもいいのかな?白い鳩って平和の象徴じゃない?など悩んでいませんか?
こちらでは、白い鳩と土鳩の違いや駆除方法についてご紹介します。
白い鳩の被害に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
ちなみに白い鳩の特徴はこちらのようになります。

白い鳩は見た目の美しさから特別な存在と誤解されがちですが、害鳥としての特徴は普通のドバトとほとんど変わりません。その大きな特徴は、極めて強い帰巣本能と繁殖力です。
一度安全な場所と認識すると、繰り返し同じ場所に営巣しようとし、年間を通じて数多くのヒナを育てます。この行動により、ベランダや軒下に大量のフンが蓄積し、深刻な被害をもたらします。
フン自体はドバトと同様に、白っぽい尿酸と黒っぽい便が混じったペースト状で、強い酸性を持つため、建材の腐食やカビの原因となります。
さらに、この乾燥したフンには、人間に感染症(オウム病やクリプトコッカス症など)を引き起こす可能性のある病原菌が含まれているため、衛生上のリスクも極めて高いのです。
したがって、白い鳩も普通のドバトと同様に、積極的な対策が必要な害鳥と認識すべきです。
白い鳩と普通の鳩(ドバト)|決定的な違いと法的な扱い

被害に悩んでいる方が抱えるこの不安は当然です。このセクションでは、白い鳩の正体と、法律上の扱いについて明確な結論をお伝えします。
1. 白い鳩の正体:ほとんどがドバトの仲間
街中やベランダで見かける白い鳩の多くは、実は普通のドバトと同じルーツを持つ仲間です。
白い鳩が生まれる背景には、主に以下の2つのパターンがあります。
| 白い鳩の正体 | 特徴と普通のドバトとの関係 |
|---|---|
| ① ドバトの白変種 | ドバトの遺伝子の一部が変化し、メラニン色素が欠乏して白く見えるようになった個体です。これは、人間でいう「金髪」や「白髪」のようなものであり、生物学的な種としてはドバトと同じです。 |
| ② 品種改良された鳩 | 「レース鳩(伝書鳩)」や「ファンシーピジョン(愛玩用の鳩)」として品種改良されたものが逃げ出したり、放鳥されたりしたものです。これらはドバトが祖先であり、やはりドバトと同じ種(カワラバト)に分類されます。 |
このように、白い鳩は見た目の「色」は違えど、生態や繁殖力はドバトとほとんど変わりません。
2. 白い鳩は鳥獣保護管理法上どう扱われる?

被害に遭っている方にとって最も重要なのが、法的な扱いでしょう。結論から言うと、白い鳩も原則として普通のドバトと区別されません。
野生の鳩は、その色に関わらず「鳥獣保護管理法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)」の対象です。
- ドバトの扱い
- ドバトは「非狩猟鳥獣」に分類されており、許可なく捕獲・殺傷することは法律で禁止されています。
- しかし、これは白い鳩でも同じです。白い鳩が特別な天然記念物や希少種として登録されていない限り、ドバトと同じ法的な保護の下にあることになります。
- 重要なポイント:駆除(捕獲・殺傷)と対策(追い出し・侵入防止)の違い
- 法律で禁止されているのは、原則として許可のない捕獲・殺傷です。
- しかし、ご自身や建物を守るための「侵入防止(防鳥ネットの設置など)」や「追い出し」といった対策は、法令違反にはあたりません。安心して対策を講じてください。
3. 平和の象徴だから駆除できない、は誤解
「白い鳩は平和の象徴だから、追い出すのは縁起が悪いのではないか…」という倫理的な戸惑いは、多くの方が抱く感情です。
しかし、生活空間や財産に深刻なフン害や騒音被害をもたらしている白い鳩は、現実には「害鳥」としての側面を持っています。
- 感染症のリスク: 鳩のフンは、クリプトコッカス症やオウム病などの病原菌を媒介する危険性があります。
- 建物の劣化: 強い酸性のフンは、建物の腐食やサビ、美観の低下を招きます。
健康や安全、生活環境を守ることは、感情的な側面よりも優先されるべき問題です。白い鳩もドバトも、被害が出た場合は適切な方法で対策を行うことが重要です。
白い鳩 vs 普通の鳩|駆除・対策方法に違いはあるか?

前のセクションで、白い鳩は法的な観点や生物学的な分類において、普通のドバトと原則同じ扱いであることをご理解いただけたかと思います。
この章では、その結論を踏まえ、「白い鳩を追い出すための対策方法」がドバトと比べてどう違うのか、そして何が最も効果的なのかを解説します。
1. 対策の基本は「ドバトと同じ」でOK
白い鳩も普通のドバトも、祖先が同じ「カワラバト」であり、生態や行動パターン、帰巣本能に大きな違いはありません。
したがって、「白い鳩には白い鳩用の特別な対策が必要」ということはありません。ドバト対策として有効な方法は、白い鳩にもそのまま適用できます。
ただし、被害の状況や建物の構造に合わせて、確実性の高い対策を選ぶことが重要です。
2. 白い鳩の被害を止める具体的な対処法
最も効果的で確実なのは、鳩が物理的に侵入できないようにすること、つまり「環境そのものを変えること」です。
対策①:物理的な侵入防止(最も確実な対策)
鳩の被害を根本的に解決するには、鳩が休息・営巣する場所を物理的に遮断するのが最も確実です。
- 防鳥ネットの設置: ベランダ全体や軒下に、目立たない透明なネットを隙間なく張ります。鳩は一度侵入できない場所だと認識すると、別の場所へ移動します。
- ポイント: 網目が大きすぎると侵入を許します。鳩のサイズを考慮し、20mm~30mm以下の網目のものを選び、たるみがないようにしっかりと設置することが重要です。
- 剣山(スパイク)の設置: 手すりや室外機の上など、鳩がよく止まるピンポイントな場所に設置します。鳩が着地できなくなり、止まるのを諦めます。
対策②:環境整備(エサと安心感を遮断)
鳩が「ここは居心地が良い場所だ」と感じる要素を徹底的に排除します。
- フンの徹底的な除去: 鳩は自分のフンがある場所を安全だと判断し、より執着します。フンは必ずきれいに清掃し、消毒することが重要です。この際、病原菌のリスクがあるため、必ずマスクと手袋を着用してください。
- エサとなるものの排除: プランターの土や水たまり、放置されたゴミなどもエサや水飲み場になり得ます。ベランダや周辺をこまめに清掃し、水気をなくしましょう。
対策③:忌避グッズの活用(一時的な効果)
鳩が嫌がる要素を使って一時的に追い払う方法ですが、鳩は学習能力が高いため、慣れてしまうと効果が薄れることがあります。
- 忌避ジェル・スプレー: 鳩が嫌がるベタベタした感触や臭いの物質を設置場所に塗布します。
- 磁石、CD、猛禽類模型など: 視覚や磁力で追い払うグッズですが、長期間の使用で効果がなくなることが多いため、あくまで初期段階の対策として考えましょう。
3. 自力駆除の限界とリスク
被害が軽度であれば自力での対策も可能ですが、以下のような場合は専門の業者に相談することを強く推奨します。
- 高所作業が必要な場合: 危険が伴う上、設置が不完全だとネットのたるみから鳩が侵入し、かえって駆除が難しくなります。
- 巣が作られ、卵やヒナがいる場合: 鳥獣保護管理法により、卵やヒナがいる状態での巣の撤去は原則禁止されており、自治体の許可が必要になる場合があります。この判断と対応は専門知識が必要です。
- しつこい個体や集団の場合: 鳩の執着が強く、自力対策を講じてもすぐに戻ってきてしまう場合は、より専門的な忌避措置が必要です。
被害が深刻なら専門の業者に依頼すべき理由

白い鳩も普通のドバトと同じ対策で対応できるとはいえ、被害が深刻化している場合、自力での解決は限界もあります。
「もう対策グッズを試したけれど効果がない」「高所すぎて自分で作業できない」といったお悩みを抱えているなら、迷わず専門の鳩駆除業者への依頼をおすすめします。
駆除業者に依頼すべき理由は、単に「鳩を追い払ってくれる」だけでなく、不安や負担を根本から解消してくれる点にあります。
1. 業者に依頼することで得られる3つの大きなメリット
自力での駆除に限界を感じたら業者に依頼することも考えてください。業者に依頼することで大きなメリットが3つあります。
メリット① 法的な問題をクリアし、確実に再発を防ぐ
鳩対策には「鳥獣保護管理法」が関わってきます。卵やヒナがいる巣を無許可で撤去するのは違法です。
専門業者はこの法律を熟知しており、必要な場合は行政への申請手続きを含めてサポートしてくれます。また、鳩が二度と戻ってこないよう、建物の構造や鳩の侵入経路を徹底的に調査し、再発防止に特化した確実な施工を行います。
メリット② 健康被害のリスクを最小限に抑える
鳩のフンにはカビや病原菌(オウム病菌、クリプトコッカス症など)が含まれています。特にフン害が深刻な場合、適切な知識や装備(高性能マスク、防護服)なしで清掃するのは危険です。
業者は専用の機材や薬剤を用い、フンの除去・消毒・殺菌を徹底して行います。これにより、健康被害のリスクを最小限に抑え、清掃作業の重労働から解放されます。
メリット③ 高所作業や精神的な負担からの解放
ベランダの手すりだけでなく、屋根裏や排気口、看板裏など、高所や手の届かない場所に巣を作られているケースは少なくありません。危険を伴う高所作業はプロに任せるべきです。
さらに、「平和の象徴を駆除して良いのか」という倫理的な葛藤から解放されることも、業者に頼む大きなメリットです。
2. 優良な鳩駆除業者を選ぶための3つのポイント
失敗しない業者選びのために確認すべきポイントをご紹介します。
| ポイント | 確認すべき理由 |
|---|---|
| ① 料金体系と見積もりの明確さ | 現場調査後の見積もり段階で、追加料金が発生しないかをしっかり確認しましょう。業者によっては「駆除費用」と「清掃費用」が別の場合もあります。 |
| ② 駆除後のアフターフォロー | 鳩は非常に執着心が強い鳥です。施工後、一定期間内に鳩が戻ってきた際の「再施工保証」がついているかを確認することが重要です。 |
| ③ 鳩駆除に特化した実績 | 害獣駆除全般を扱う業者もありますが、鳩対策は専門性が求められます。鳩の駆除実績が豊富で、その地域の生態に詳しい業者を選びましょう。 |
こちらのポイントを抑えることで、悪徳業者を選ぶ危険性がなくなります。
害獣駆除のおすすめ業者に関しては「害獣駆除おすすめ業者10選!料金相場と選び方も紹介!」の記事で紹介していますので、よろしければご確認ください。

こちらでハトの駆除に関する情報を発信しています。是非、こちらの記事もご覧ください。





白い鳩の駆除に関するまとめ
白い鳩が居着いてしまい被害に遭っているのに、他の鳩よりも駆除しづらい気持ちになります。
でも、白い鳩も実は普通の土鳩と同じ繁殖能力があり、被害も同じようにあります。そのため遠慮しているとどんどん被害が大きくなります。
鳥の被害は、ある程度までは自力でできますが、また戻ってきてしまうこともあります。
自力での駆除が難しい場合には業者に依頼するのがおすすめです。
