害獣の足跡をで見分ける写真付き!アライグマ?ハクビシン?被害別の対処法

足跡で特定

「自宅の庭やベランダに、見慣れない変な足跡が残されている…」「天井裏から夜中に音がするけど、もしやこの足跡の主では?」

その足跡を見つけた瞬間から、大きな不安を感じていることでしょう。正体不明の動物がもたらす騒音、悪臭、そして子どもやペットへの危険。その不安と被害を食い止めるには、まず「何の動物か」を正確に特定することが最優先です。

この記事では、動物の足跡を写真と照らし合わせながら、アライグマ、ハクビシン、イタチといった主要な害獣8種を特定できるよう徹底解説します。

さらに、種類別の被害状況の確認ポイントや、法律を守りながら安全に解決するための適切な対処法までを紹介しています。

記事を読み終える頃には、「正体不明の恐怖」から解放され、確実に被害を解決へ導くための一歩を踏み出せるはずです。安心のために、まずは足跡の正体を突き止めましょう。

目次

害獣対策に関するアンケート

アンケート概要

調査期間:2025年5月全期間

調査方法:当サイト独自Webアンケート

調査対象:なんの害獣かわからない害獣に被害にあっている方

調査内容: 害獣対策に関するアンケート

調査結果:有効回答数23名

こちらでは、なんの害獣かわからない害獣に被害にあっている方に回答していただいた害獣対策に関するアンケートをご紹介します。

Q1.現在、ご自宅や敷地で最も困っていることは何ですか? (複数選択可)

Q1.現在、ご自宅や敷地で最も困っていることは何ですか?
回答回答数割合
1.天井裏や床下からの騒音・異音10件43%
2.庭や畑の作物の食害・荒らされ7件30%
3.敷地内での糞の発見・悪臭8件35%
4.見慣れない足跡を見つけたこと自体への不安9件39%
5.その他2件9%

実際に騒音や荒らされ・糞害などがある場合には、害獣がいることが明白です。業者に依頼して害獣を特定することも可能ですので被害が拡大しないうちに対策を打つことをおすすめします。

Q2.足跡から害獣の種類を特定できた場合、あなたの不安はどれくらい解消されますか?

Q2.足跡から害獣の種類を特定できた場合、あなたの不安はどれくらい解消されますか?
回答回答数割合
1.完全に解消され、次の対策に進める15件65%
2.ある程度解消されるが、まだ不安が残る6件26%
3.あまり変わらない2件9%

害獣の種類がわかったら、対策が打てるようになります。早めに業者に依頼をして、不安を払拭するようにしましょう。

Q3.特定した害獣に対し、あなたは最終的にどのような解決を望んでいますか?

Q3.特定した害獣に対し、あなたは最終的にどのような解決を望んでいますか?
回答回答数割合
1.専門の駆除業者に依頼して徹底的に解決したい14件61%
2.市販の忌避剤などで自力で追い出したい6件26%
3.自治体(役所)に相談し、公的サポートを利用したい3件13%

基本的に公的サポートを利用しても自力での駆除となります。自力でのは難しいため専門の駆除業者に駆除してもらうことで、今後いっさい害獣が現れない駆除をしましょう。

Q4.もし駆除業者に依頼する場合、最も重視するポイントは何ですか? (一つだけ選択)

Q4.もし駆除業者に依頼する場合、最も重視するポイントは何ですか?
回答回答数割合
1.駆除後の再発保証が手厚いこと9件39%
2.料金体系が明確で、見積もり外の追加料金がないこと7件30%
3.駆除実績や地域での評判が高いこと4件17%
4.相談や対応が迅速であること3件13%

再発保証は必須と言えます。再発保証が長いほど駆除に自信がある業者と言えますので、業者選びの基準としましょう。

Q5.対策を先延ばしにしている理由は?

Q5.対策を先延ばしにしている理由は?
回答回答数割合
どの動物か特定できていないため10件43%
駆除にかかる費用が心配なため8件35%
どこに頼めば良いか、信頼できる業者がわからないため5件22%

動物の種類がわからなくても業者に依頼は可能です。まずは複数の駆除業者に見積もりを依頼し比較することをおすすめします。

【早見表】主要な害獣8種類の足跡・糞・被害の特徴と危険度一覧

チェック
スクロールできます
害獣の種類足跡の主な特徴糞の主な特徴典型的な被害危険度 (健康・家屋)
アライグマ
アライグマの足跡
5本指で、指が細く長く、手のひら状。まるで子どもの手。足跡は比較的大きい(幅5~7cm)。同じ場所にまとめる(溜め糞)。形状は不定で、太い(1〜3cm)。屋根裏の騒音、農作物の食害、断熱材の破壊。高い(感染症リスク、家屋の深刻な破損)
ハクビシン
ハクビシンの足跡
5本指で細長い形状。指が離れて付くことが多い。前足と後足の大きさに大きな差はない。細長く、ねじれていることが多い。植物性の未消化の種が混じる。高い場所や木の枝などにまとめる(溜め糞)。騒音、果実や野菜の食害、屋根裏の断熱材への被害。高い(感染症リスク、悪臭被害、家屋の破損)
イタチ
イタチの足跡
5本指だが、通常、地面には4本だけがはっきり付くことが多い。足跡自体は小さく(2cm程度)、細長い。細長く、ひも状で、先端が尖っていることが多い。強い悪臭がある。屋根裏の騒音、断熱材への巣作り、ペット(鶏など)の捕食(悪臭と建材の汚損が主)
テン
テンの足跡
イタチと似ているが、イタチよりも足跡が丸みを帯びる。前足と後足がほぼ同じサイズ。イタチと似るが、体格が大きい分、糞もやや太くなる。季節により果物の種が多い。屋根裏の騒音、仏壇などの木材をかじる被害。(イタチより希少、被害は局所的)
ネズミ
ネズミの足跡
4本指。非常に小さく(1cm以下)、尾を引きずった細い線が付くことも多い。米粒大〜大豆大で、散らばっている。種類によって大きさが異なる。配線をかじる、食料品の汚染、騒音(特に夜間)。高い(感染症、火災リスク、数が多い)
タヌキ
タヌキの足跡
4本指。犬の足跡に似るが、肉球が丸く、爪の跡が目立たないことが多い。指の間隔が広い同じ場所に繰り返し排泄する(ため糞)。形状は太く、先端が丸い。庭の掘り起こし、農作物の食害。低い〜中(感染症はあり。家屋侵入は少ない)
コウモリ
コウモリの足跡
足跡はほぼ残らない。壁や屋根の隙間など、わずかな場所に爪跡が残る場合がある。黒い小さな塊で、乾燥して砕けやすい。糞に虫の羽根などが混じっていることが多い。換気口や屋根の隙間への巣作り、大量の糞による汚染と悪臭(アレルギー、ダニ・ノミの発生)
ネコ
ネコの足跡
4本指。足跡は丸く、爪の跡が残らない(爪を引っ込めるため)。肉球は梅の花のような形。細長く、土に埋める傾向がある。マーキング、庭での排泄。低い(衛生面での不快感が主)
害獣の種類足跡の主な特徴糞の主な特徴典型的な被害危険度 (健康・家屋)

足跡が特定できたら!被害状況の把握

ポイント

足跡から害獣の種類が特定できたら少し安心しますが、特定はあくまで被害解決の第一歩です。今度は、その動物に合わせた行動をとりましょう。

動物の種類によっては、個人で対策すると法律違反になったり、逆に被害を悪化させたりするリスクがあります。ここでは、特定した動物に応じて「まず何をすべきか」「何をしてはいけないか」を解説します。

1. 被害状況の追加確認(どこに侵入されているか)

特定された動物によって、被害が集中する場所や形跡が異なります。次のステップに進む前に、以下を確認し、侵入経路や被害範囲を特定しましょう。

  • 糞(フン)の場所と量:溜め糞(アライグマ、ハクビシン、タヌキ)をしている場合は、そこがねぐらに近い証拠となります。
  • 鳴き声や音の確認夜間に「バタバタ」「キーキー」といった音がどこから聞こえるか(天井裏、床下、壁の中など)を確認し、居場所を絞り込みます。
  • 侵入経路の確認:屋根裏なら軒天や換気口、床下なら基礎の通気口など、動物の体毛や排泄物、こすり跡がないか探します。わずかな隙間(ネズミは1.5cm、イタチは3cm程度)でも侵入可能です。

2. 特定した動物の種類により「取るべき次のステップ」と「注意点」

害獣の種類取るべき次のステップ特に注意すべき点 (リスク)
アライグマ専門業者への依頼が必須。警戒心が強く、力も強いため、自力での捕獲・追い出しは極めて困難。鳥獣保護管理法により無許可での捕獲・殺傷は違法。感染症リスクも高い。
ハクビシン専門業者への依頼を推奨。高所(屋根裏)への侵入が多く、追い出しや侵入経路封鎖の難易度が高い。法律はアライグマと同様。糞による建材の腐食悪臭が深刻化しやすい。
イタチ・テン業者への依頼または行政への相談。自治体によっては捕獲器の貸し出しを行っている場合がある。体が小さく、侵入経路の特定と封鎖が非常に難しい。追い出しに失敗すると別の場所に潜り込む。
ネズミ市販の駆除グッズ(粘着シート、毒餌)を試す。効果がない場合は専門業者へ。爆発的な繁殖力があるため、初期対応が重要。配線火災のリスクがあるため放置は危険。
タヌキ追い出し侵入経路の封鎖を優先。家屋侵入よりも庭の被害が主なら、忌避剤や柵で対策を。比較的警戒心が低く、ため糞の場所を徹底的に清掃・消毒する必要がある。

3. 【重要】「自力での捕獲・駆除」は絶対に避けてください

日本国内の野生動物の多くは「鳥獣保護管理法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)」によって保護されています。

  • 無許可での捕獲・殺傷は原則禁止です。基本的に個人での駆除はできません。
  • 特にアライグマやハクビシン、イタチなどは、自治体の許可がない限り、罠を仕掛けたり、傷つけたりすることは法律違反となり、罰則の対象となります。

特定ができたことで、油断せず、安全かつ確実で法的に正しい解決のために、早急に専門知識を持った駆除業者へ相談しましょう。

特定した害獣を確実に駆除するならプロへの相談が最速の解決策

知識

足跡から害獣の種類が特定できても、「自分でなんとかしよう」と安易に行動するのはおすすめできません。

前述の通り、多くの害獣は法律で守られている上、素人判断での対応は被害を拡大させたり、再発を招いたりするリスクが非常に高いからです。

特定した害獣を確実に、かつ安全に駆除し、安心した生活を最速で取り戻すためには、害獣駆除のプロへ相談することが最善の解決策です。

1. プロに依頼する3つの決定的なメリット

メリット詳細失敗のリスク
法令順守と安全の確保法律に基づいた適切な手続き(捕獲許可申請など)を行い、感染症対策や危険な高所作業も安全に行います。ゼロ。法律違反や事故のリ心配が不要です。
確実な駆除と再発防止害獣の習性を熟知しているため、隠れた侵入経路や巣を完全に特定。忌避剤や罠の設置も効果的です。駆除後の侵入経路の徹底封鎖まで行います。低い。再発保証が付いている業者も多く、長期間安心できます。
徹底的な清掃・消毒害獣の糞尿や残した体毛は、悪臭やダニ・ノミ、病原菌の温床です。プロはこれらを完全に除去・消毒し、衛生的な状態を回復させます。ゼロ。健康被害のリスクを取り除けます。

2. 自力での駆除・対策がもたらす3つの大きなデメリット

デメリット内容
法規制に違反し、罰則を受けるリスク無許可での捕獲・殺傷は違法: アライグマ、ハクビシン、イタチなどの野生動物の多くは「鳥獣保護管理法」で守られています。自治体の許可なく捕獲・殺傷することは法律違反となり、重い罰則(懲役や罰金)の対象となります。

追い出しも失敗しやすい: 忌避剤(きひざい)などを使って追い出す際も、完全に追い出せずに閉じ込めてしまうと、動物が暴れて家屋を破壊したり、壁の内部で死んで腐敗臭を発生させたりするリスクがあります。
被害が拡大し、再発が繰り返される侵入経路の特定・封鎖の失敗: 害獣はわずかな隙間(ネズミ1.5cm、イタチ3cmなど)から侵入します。素人が目視できる場所だけ塞いでも、プロのように隠れた経路構造上の弱点を特定することは困難です。

単なる「追い出し」で終わる: 追い出しても、侵入経路が残っていればすぐに別の個体が侵入してきます。結果として、一時的に音が消えても、すぐに被害が再発し、対策の費用や労力が無駄になります。
健康被害や家屋の深刻な損傷感染症・寄生虫のリスク: 害獣の糞や体毛には、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)などの人獣共通感染症や、ダニ、ノミなどの寄生虫が潜んでいます。防護なしで清掃作業を行うと、これらを吸い込んだり、体に付着させたりする危険があります。

建物の損傷の拡大: 巣の撤去や糞の清掃・消毒を徹底せず放置すると、断熱材の汚損・腐敗が進行し、建物の寿命を縮めます。また、配線をかじられることによる火災リスクも高まります。

自力での駆除や対策は被害を拡大させることがあります。

3. こんな被害・状況なら今すぐプロに相談を!

足跡の特定ができたら、以下の状況に当てはまる場合は迷わずプロに連絡しましょう。

  • アライグマ、ハクビシンが特定された場合:法律の規制が厳しく、自力での対策はほぼ不可能です。
  • 屋根裏や床下など、家の構造内部に侵入されている場合:巣の撤去や侵入経路の封鎖に、専門的な知識と工具が必要です。
  • 糞尿による悪臭や天井のシミができている場合:建物への被害が進行しており、早急な清掃・修繕が必要です。
  • 何度か追い出しを試みたが、すぐに再発した場合:完全に侵入経路を塞げていない証拠であり、プロの徹底的な調査が必要です。

失敗しない!優良な害獣駆除業者を選ぶ3つのポイント

選び方

害獣駆除の依頼は、費用も安くなく、家の構造に関わる重要な決断です。後悔しないためにも、複数の業者を比較検討し、信頼できるプロを選ぶことが成功の鍵となります。

ここでは、私たちがおすすめする「優良業者」を見極めるための、重要な3つのポイントをご紹介します。

1. 見積もり内容が明確で、追加料金が発生しないか確認して選ぶ

最もトラブルになりやすいのが「料金」です。現地調査後の見積もりが以下の条件を満たしているか確認しましょう。

  • 詳細な内訳の明記:「駆除費用」「侵入経路の封鎖費用」「清掃・消毒費用」など、何にいくらかかるのかが明確に記載されていること。
  • 追加料金の有無:作業後に「想定外の場所にも巣があった」として高額な追加料金を請求されないよう、「見積もり後の追加料金は発生しない」ことが保証されているか確認しましょう。
  • 無料見積もりの有無:優良業者の多くは、正確な状況把握のため無料の現地調査・見積もりを行っています。

2. 駆除後の「再発保証」期間と内容が手厚い業者を選ぶ

害獣駆除で最も避けたいのは、駆除後に再び同じ動物が侵入してくる「再発」です。再発を防ぐための確実な施工と、万が一の保証制度があるかを確認しましょう。

  • 保証期間の長さ: 一般的に1年〜5年程度の保証期間を設けている業者が優良です。駆除業者に求められるのは、駆除そのものよりも再発させない技術です。
  • 保証内容の確認:「万が一期間内に再発した場合、無償で再施工してもらえるか」を明確にしておきましょう。保証がない業者は、再発防止の技術に自信がない可能性があります。

3. 許認可・実績が豊富で、地域に密着している業者を選ぶ

業者の信頼性と技術力は、これまでの実績と地域での評判で判断できます。

  • 必要な許認可の有無:駆除には「建築業許可」「産業廃棄物収集運搬業許可」などが必要な場合もあります。これらを保持している業者は、事業に対する真剣度が高いです。
  • 地域での実績:地元の気候や建物の特徴を理解している地域密着型の業者は、より的確な対策を提案してくれる傾向があります。また、口コミや評判も確認し、利用者からの評価が高い業者を選びましょう。

複数者の見積もりを取り、この3つのポイントを比較することで、不安なく任せられる駆除業者を見つけることができます。

害獣駆除におすすめの駆除業者3選

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害獣駆除のおすすめ業者に関しては「害獣駆除おすすめ業者10選!料金相場と選び方も紹介!」の記事で紹介していますので、よろしければご確認ください。

害獣を足跡から特定するに関するまとめ

こちらでは、足跡から害獣の種類を特定する方法、種類別の危険度、そして取るべき具体的な行動について紹介しました。

「何の動物がいるかわからない」という状態は、最も不安なものです。この記事を通じて、不安の原因となっている足跡を特定することで、その正体が明らかになったら対応が可能になります。

特定した害獣を完全に駆除し、侵入経路封鎖するためには、専門知識と適切な許認可を持つプロの力が必要になることもあります。

駆除業者に依頼するときには、よく業者を選んでくださいね。

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この記事を書いた人

さとるのアバター さとる 元駆除会社社員

普段はいくつかのWEBメディアで記事コンテンツを作っています。こちらでは害獣・害虫駆除について書いていきます。

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